乾式ダイサーSAM-CT3030DI

SAM-CT3030DI模式図
図.アイスチャック模式図
アイスチャックプレート部
図.アイスチャックプレート部
製品名 SAM-CT3030DI
概要
乾式ダイサー

【主な特徴】
①ワークを水を凍らせることで固定し、ダイシングブレードで切断します(アイスチャック)。
②切断の準備、手間がかからず、量産から試作、実験に至るまで幅広く使用できます。
③粘着テープ等の費用がかからず、ランニングコストを大幅に低減できます。
④ダイシングブレードに冷風を送り、切断時の熱の発生を抑えます。
⑤画像認識による高精度な切断が可能。
⑥刃物の磨耗検知、破損検知を標準装備。
アイスチャック
とは?
アイスチャックは水が凍結するときの固着力を利用したチャック方式です。磁気でチャッキング出来ない非磁性体ワーク、真空やマシンバイスでもチャッキング出来ない平面部分が無いワーク、微少なワーク、押しつけると変形するような柔らかいワーク等、あらゆるワークが固定可能です。冷却には高性能ぺルチェモジュールを使用、同じプレート上で冷凍固定と解凍をスピーディに行うことができます。
SAYAKAの
アイスチャックの
特徴
①アイスチャックのチャック面寸法や形状は、ユーザー様のニーズに合わせてカスタマイズいたします。
②高性能かつ大容量のペルチェモジュールを使用しており、ワークの冷凍固定スピードが速く、広範囲のチャックを可能としています。
③プレート上の温度変化による歪みが小さく、平面度が悪くなりません。
④制御BOXには外部インターフェースを装備しており、自動機の組み込みにも適しています。
⑤ペルチェ素子にかかるストレスが小さい構造になっているため長寿命です。